そのお化け屋敷には お化けよりも怖い 三匹の鬼-マニア-がいる...

ホチキス Vol.45 うらめしブギ

遊園地内で人気ワーストワンの「お化け屋敷」を甦らせろ!
その任務を命じられたのは、
怖いものが大の苦手の新人!?
ホチキスが贈る、
抱腹絶倒ホラーコメディー!!

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SCHEDULE公演日程

3月18日(金)
19:00
3月19日(土)
13:00
18:00
3月20日(日)
13:00
18:00
3月21日(月)
13:00
3月22日(火)
休演日
3月23日(水)
19:00
3月24日(木)
19:00
3月25日(金)
19:00
3月26日(土)
13:00
18:00
3月27日(日)
12:00
16:00

AFTER TALKアフタートーク

「うらめしブギ」アフタートーク開催決定!本編終演後、ホチキスメンバーとトークゲストによるアフタートークを開催。ここでしか聞けない裏話をお届けいたします!

3月18日(金)
19:00
塩崎こうせい・高田淳・丸山正吾
3月19日(土)
13:00
加藤将・髙木俊・柚来しいな
3月19日(土)
18:00
校條拳太朗
3月20日(日)
13:00
小早川俊輔
3月20日(日)
18:00
江田 剛
3月21日(月)
13:00
太田将熙・村瀬文宣
3月23日(水)
19:00
碕理人
3月24日(木)
19:00
ウチクリ内倉・石井陽菜
3月25日(金)
19:00
伊藤優衣・髙木俊・すぎやまみやび
3月26日(土)
13:00
米山和仁・山﨑雅志・小玉久仁子・齋藤陽介
3月26日(土)
18:00
富田翔・藤江れいな

URABANASHIうらめし裏話

うらめし裏話

うらめし裏話動画はこちらから!
https://potofu.me/hotchkiss

THEATER会場

あうるすぽっと

〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2
ライズアリーナビル2F・3F

  • 東京メトロ 有楽町線 「東池袋駅」6・7出口より直結
  • JR他各線「池袋駅」(東口)より徒歩10分
  • 都電荒川線 「東池袋四丁目」より徒歩2分

STORYあらすじ

都心から少しはなれたある街に、ちょうどいい規模の遊園地ドリームパーク。人気アトラクションの中で、園内で一番人気のないアトラクション。それが、お化け屋敷の「ホラーハウス」だった。さらに、隣のイベントスペースに期間限定で新しいお化け屋敷「断末魔迷宮」ができてしまいさらに閑古鳥状態に。そんな中、ドリームパークに入社してきた南雨 祈(なむあみいのる)が配属されるたのは、まさかの「ホラーハウス」。怖いものが苦手な南雨はおそるおそる、アトラクション内に足を踏み入れる。しかしそこには、三人のお化けマニアが互いのお化け愛をぶつけ合う、奇妙な世界が広がっていた…。

CASTキャスト

  • 加藤 将

    加藤 将

  • 伊藤優衣

    伊藤優衣

  • 小玉久仁子

    小玉久仁子

  • 齋藤陽介

    齋藤陽介

  • 内村理沙

    内村理沙

  • 山本洋輔

    山本洋輔

  • すぎやまみやび

    すぎやまみやび

  • 柚来しいな

    柚来しいな

  • 山﨑雅志

    山﨑雅志

  • 髙木 俊

    髙木 俊

アンサンブル

  • 高橋紀樹
  • 中西真唯
  • 原 那由他

WRITTEN
& DIRECTION
脚本・演出

米山和仁

TICKETチケット

チケット料金

  • スーパープレミアム:
    10,000円(税込)

    • 最前列含む前列エリア・非売品特典付(会場にてお渡し)
    • 舞台と観客席との間に距離を作るために、最前列A席1列をすべて空けた状態での座席配置となっております。
  • 一般:
    7,000円(税込)

チケット一般発売 
3月5日(土)10:00~

チケット取扱

[Confetti(カンフェティ)

STAFFスタッフ

  • 舞台監督:植田智也
  • 演出部:服部康太郎/長原有泉
  • 総合アートディレクター:小玉久仁子(ホチキス)
  • 照明:阿部将之(LICHT-ER)
  • 音響:山口剛史/曾 宇婕/尾林真理/福留寛和
  • 美術:泉真
  • 衣装:清水喜代美
  • 衣装進行:佐久間のぞみ
  • ヘアメイク:黒田はるな
  • イラスト:小玉久仁子(ホチキス)
  • 宣伝美術:中戸健司(Creators Group MAC)
  • 写真:佐藤孝仁(BEAM×10)
  • WEB:ブラン・ニュー・トーン(小林タクシー/阿波屋鮎美)
  • 制作:佐藤恵美(MIMOZA)
  • 制作助手:田加井愛穂
  • 当日運営:若林小夜(MIMOZA)
  • 企画・制作:ホチキス

YONEBANASHIヨネ話

今から約2年前、2020年の3月下旬。連日聞こえる感染のニュースに辟易としながら、当時4月に予定していた公演の稽古場に向かっていた。「絶対に上演してやる」と意気込んでいた私の目に、信じられないニュースが飛び込んだ。
日本を代表するコメディアン、志村けんさんの訃報だ。
私は、事の重大さを思い知らされた。その後も感染は拡がり続け、ほどなくして、日本はもとより、世界は動きを止めた。
あれから、2回目の春を迎えようとしている。
コロナが猛威を振るう度に、自主的に自宅待機を繰り返してきた我が家。その度、保育園に行けない息子はフラストレーションを溜める。
解消する方法はもっぱらDVDの鑑賞だ。しかしそろそろネタも尽きてきた。
私は、最後の手段として「8時だョ!全員集合」のDVDを観せた。
初めて観るドリフターズに、最初は戸惑っていた息子だったが、次第に見方を理解し、志村けんさんの一挙手一投足を追いかけ、興奮し、爆笑し、そしてあの一言を放った。
「志村うしろ!」
そう。「8時だョ!全員集合」の、オープニングコントの十八番パターン。志村けんさんが、何やら怪しい所で一人留守番をする事になるのだが、そこで奇妙な出来事が次々に起こる。けんさんの後ろで怪しく動く仏像、壁からにゅっと出る白い手、どんでん扉から出る白装束の幽霊…。この番組は、観客を入れた状態で収録、全国に生放送されていたので、会場にいる観客の声や笑いもテレビで流れる。背景でうごめく魑魅魍魎に気づかず飄々としているけんさんに、観客からもテレビの前からも「志村うしろ!」と声援が投げられた。時を経て、息子も同じようにテレビに向け、声援を送っている。
その様子を見ながら、私の頭に、当時リアルタイムでこの番組を今は亡き父と一緒に観ていた記憶が蘇った。
あまりバラエティーを好まない硬派な父だったが、「ドリフだけはOK」という謎ルールで、土曜の8時は私にとって、唯一バラエティを観れる特別な時間だった。
リビングで寝転びながら観る父の隣に、同じように寝転び観る私。
ドリフターズの繰り出すボケとツッコミに狂喜乱舞し、隣にいる父に絡む私の姿が、父のたくましい腕が、剃り跡があるざらざらした頬の手触りが、ネイビーのズボンの色が、鮮明に蘇ったのだ。
昨年私は、病死した父の享年と同じ年齢となった。横で跳ね回る息子を見るたびに、若くして他界した父の事を強く想う。
家で自主待機をしていた頃、ちょうど、劇団公演をどうしようかと思案していた。新たな株により状況は刻一刻と変わっていく。コロナ禍で2本の劇団公演を上演してきたが、感染予防と芝居作りの両立、人の移動が制限された中での興行の成立はとてもむずかしい。今やるべきなのか、そもそも今やっていいのか。自分の頭の中では、日々違う回答が出た。 しかし、息子の「志村うしろ!」の声で、私の中の何かに火が着いた。
やろう。
「川」の字ならぬ「り」の字になって寝転びながら観て興奮した、あの爆笑の世界を舞台でつくろう。それが、未曾有の危機が続く暗澹とした世界に、ほんの少しでも元気と活力になればと。
私の、そして、劇団ホチキスが培って来た経験と技術と愛を全て注ごう。
DVDを観終わった息子に次のドリフを勧めるも、息子は機関車トーマスを選び、ヘビロテした。

劇団ホチキス代表 米山和仁

CONTACTお問い合わせ

劇団ホチキス

urameshi@hotchkiss.jp

お客様へ(感染拡大予防ガイドライン)
こちらをお読みの上、ご来場下さい。