ホチキス第37回公演『PTA』

INTRODUCTION

学力テストで、全国ワーストワンをたたき出してしまった安井小学校。教育委員会から「解体屋」と呼ばれる、教育改革Gメンが密かに調査に入ったと噂が飛ぶ中、今日は、PTA会議が行われる日。議題は、「安井小学校に自転車免許をつくろう」で、1年前に、交通事故で亡くなった女性教師の追悼の意味も込めてのものだった。すぐに終わるはずだった会議は、あらぬ方向へ暴走していく。次々と明らかになる、教師の、親の、そして学校の秘密…。骨肉のバトルの先に、驚愕の真実が明らかになる、ホチキス流ワンシチュエーション会議コメディー。

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CAST

大高洋夫

大高洋夫

片山陽加

片山陽加

山﨑雅志

山﨑雅志

仲谷明香

仲谷明香

稲垣成弥

稲垣成弥

村上誠基

村上誠基

栗田学武

栗田学武

齊藤美和子

齊藤美和子

國崎 馨

國崎 馨

絵理子

絵理子

藤澤希未

藤澤希未

山本洋輔

山本洋輔

栁川瑠衣

栁川瑠衣

加藤 敦

加藤 敦

STAFF

  • 舞台監督:伊藤清一
    舞台美術:泉 真
    音  響:田島誠治(SoundGimmick)
    照  明:阿部将之(LICHT-ER)
    衣  装:清水喜代美
    衣装進行:佐久間のぞみ
    衣装監修:タニノルミコ(ホチキス)
  • ヘアメイク:小菅美穂子(Sweets)
    宣伝美術:中戸健司(Creators Group MAC)
    WEB:小林タクシー(ZOKKY)
    制  作:藤田晶久 (バレット)
    企画・制作:ホチキス

SCHEDULE


(全8ステージ)
※客席は開演30分前より開場いたします。

TICKET

チケット料金(全席指定)

スーパープレミアム:10,000円(前方席・特典グッズ付、前売のみ)
一般:5,500円(前売・当日共)
学生割引:2,500円(前売・当日共:観劇時に身分証明持参・枚数制限あり・劇団のみ取り扱い)

チケット取扱

【ホチキス ウェブサイト】 こちらのタイムテーブルからご予約ください。

【東京芸術劇場ボックスオフィス】 0570-010-296(受付時間:休館日を除く10:00~19:00)
(PC)http://www.geigeki.jp/t/  (携帯)http://www/geigeki.jp/i/t/

【チケットぴあ】 (PC・携帯) http://t.pia.jp  (電話予約) 0570-02-9999
*チケットぴあ店舗、セブン-イレブン、サークルK・サンクスでも直接販売

【ローソンチケット】0570-084-003 0570-000-407 (オペレーター対応)
(PC・携帯)http;//l-tike.com   (店頭販売)ローソン・ミニストップ店内Loppi

【Confetti(カンフェティ)】http://confetti-web.com/
電話予約 カンフェティチケットセンター 0120-240-540(受付時間 平日10:00~18:00)

託児サービスのご案内

東京芸術劇場託児施設だっこルーム(有料・定員制・要事前申込)

東京芸術劇場でご鑑賞の際には、一時託児をご利用いただけます。
◎利用時間:開演30分前から終演30分後まで
◎利用料金:~1歳児:2,560円 2~6歳児(就学前):2,160円
◎申込方法:利用日の運営事務所1営業日前正午までにご予約ください。

予約申し込み・詳細は、以下にお問い合わせください。
小学校集英社プロダクション 03-3981-7003(受付時間 平日10時~17時)

ご注意

  • 全席指定ですが開演時間を過ぎますと本来の席にご案内できない場合がございます。
  • 未就学児はご入場いただけません。
  • 車椅子での観劇については、一般発売日より、公演問い合わせ電話番号(080-5489-7854:バレット)にて承ります(席数に限りがあります)。

THEATER


〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1 TEL:03-5391-2111
JR、東京メトロ、東武東上線、西武池袋線「池袋駅」西口より徒歩2分
池袋駅地下通路の2b出口で直結しています。

ヨネ話

優秀なテレビ番組に贈られるギャラクシー賞を、あるバラエティー番組が受賞した。番組内のある企画にだ。プロのモノマネ芸人が先生のモノマネを本気でしたら、生徒達は受けるのかどうか、というもの。モノマネ芸人がモノマネをするのは、たいてい芸能人、著名人である。しかしその企画は、普通の先生。つまり一般人のモノマネをする。ターゲットである学校へ行き、先生を観察。授業中の仕草や言葉遣いなどをピックアップしていき、モノマネのネタとし、生徒達に披露するのだ。生徒達に、先生のマネは大うけだった。涙を流して笑う姿は、有名人をマネするのよりも受けている印象だった。思えば私も、先生のモノマネをしたものだ。ことあるごとに「うんぬん」という社会の先生。歌謡曲に乗せ単語を覚えさせようとする英語の先生。語尾に“げ”をつける体育の先生。私だけではない、クラスのあちこちで、先生の形態模写をしていた。生徒はみな親しみをこめて先生のモノマネをする。小中という多感な時期、初めて触れる社会人“先生”。モノマネするほど観察される“先生”。今、私はその “先生”の年齢よりも上になってしまった。今あらためて自分がもしあの教壇に立っていたとしたら、毎日生徒の前できちんとした大人で居続けられるだろうか。むしゃくしゃする事だってある。朝会で椅子を放り投げて教室を出て行きたい時もある。女子生徒を平手打ちして吹き飛ばしたい時もある。「先生は嘘発見機持ってるんだ」と言いたい時もある。今思えば、少し問題なんじゃないかと思う先生の暴走の数々。でも仕方が無い。先生だって人間だもの。親だって人間だ。だからおもしろいのだ。そんなお話PTA。
ホチキス代表 米山和仁