ホチキスvol.28 「クライシス百万馬力

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 ホチキスvol.28「クライシス百万馬力」

CAST/STAFF

2012/09/17(木)〜2012/09/20(日) シアタートラム
■作・演出 米山和仁

■出演者
加藤 敦 山崎 雅志 小玉 久仁子 村上 直子 齊藤 美和子 山本 洋輔 (以上ホチキス)
ザン ヨウコ 齋藤 陽介 神戸 アキコ(ぬいぐるみハンター) 松本 理史(ぷろだくしょんバオバブ

■アンサンブル出演者
annie 飯塚 美雪(劇団やぶさか) 井場 景子(東京オレンジ) 今井 夢子(椿組) 上松 みづほ 内山 拓磨 (ジャスティス) 大野 清志(X-QUEST)  緒川 真生 小沢 道成(虚構の劇団) 加藤 隆浩 川畑 舞香 小太刀 賢 (劇団ロンドン坊や) 小寺 悠介 坂口 アミ (T1project)  田中 正伸  辻 貴大 (カムヰヤッセン) 浜田 えり子 藤田 未来 宮崎 雄真 結 李 そじん

■協力 
イマジネイション カムヰヤッセン サードステージ 潟Wャスティス 東京オレンジ 椿組 ぬいぐるみハンター ぷろだくしょんばおばぶ 
フォセット・コンシェルジュ マルパソ事務所 紫ベビードール 劇団ロンドン坊や BARKinSTYLe  krei.incT1project  X-QUEST (順不同)  

■スタッフ
舞台監督:上嶋 倫子 照明:工藤 雅弘(Fantasista?ish) 照明操作:志波 祐樹 音響: 田島 誠治(Sound Gimmick) 美術:伊東 龍彦 作曲:喜多形 寛丈
衣装:谷野 留美子 衣装アシスタント:細渕裕子 カバーイラスト:小玉 久仁子 宣伝美術:辻井 宏之(CPU)プリンティングディレクター:在本剛
印刷:スタイルプリンティング 制作協力:林みく(Karte)企画・製作:ホチキス

■スペシャルサンクス
梶原顕 久保大輔 藤原克彦 クレアピット クリエイション Sound Gimmick 黒須麻衣 カオリン 森麻奈美 向野陣 藤ヶ崎はるよ おはるさん
石井  亮介

あらすじ

欲望渦巻く街、裏唐町(うらからちょう)。 表向きは巨大な歓楽街、しかし裏の顔は、マフィア達が牛耳る闇黒街。今夜も起こる小競り合い、負け犬達の起死回生の大勝負がはじまる!!作者コメント異ヨネ話「15周年らしい」
1997年の8月29日に、ホチキスは旗揚げをした。今から15年も前だ。
15周年らしい。
まったく気づかなかった。パンフレットの打ち合わせをしていて、アートディレクターに、コンセプトを出せと言われたが、台本もあがっていないのにコンセプトなんてだせるかと、
ならば、なにか勝手に○○記念とかつくってやろうとなり、調べてみたら15周年だった。
15年。
いろんな劇場で、いろんなお芝居をつくった。
岐阜の劇場では、前金の納金とともに契約書を書かなければいけない期限の日、大雪が降り、死ぬ思いで劇場に着いたら、劇場担当者が雪で休んでて、泣きそうになったり、
名古屋のある劇場に契約書を書きに行った時は、痔の手術の経過がおもわしくなく、手術痕(尻の穴)にメスをいれ、傷口を少し開くなんていうよくわからない処置を施された、その足で劇場へ。いすに座れずに、立ったまま契約書を書いたり、
東京のある劇場では契約書をなくしてしまい、けっこう大変なことになったりもした。
契約の話ばかりだが、私は劇場が大好きだ。
最近は3D映画が数を増やしてきて、望んでもいないのに、めがねを買わされ、必死に臨場感と奥行きをアピールする映像を見せられるが、所詮は目の錯覚だ。
目の前で役者が自分のために演技をしてくれる贅沢には到底かなわない。
しかもそこで放たれた音楽は、後ろで音響家さんの人の混信のタイミングで放たれた曲であり、彩る照明は、照明家さんの珠玉のフェーダー上げ下げなわけで。舞台美術の、ペンキでつくりだされた小さな汚しは、つい30分前に美術家さんにつけられた「よごし」だ。
贅沢だ。
劇場で、目の前で繰り広げられる劇空間は、とても贅沢だ。
だから私は芝居が好きで、芝居をつくるのがやめられない。
クライシス百万馬力のキャスト欄の名前の数をみて、多すぎやしないかと思う人もいるかもしれない。しかし、目の前で30人を超える人間が、なまでなにかをしてくれる、とても贅沢ではないか。15周年にふさわしいではないか。ぜひ、この贅沢な劇空間を見に来てほしい。

劇場の話に戻るが、このシアタートラムは、私にとって特別な劇場である。
大学を卒業して上京した私は、劇作家協会が主催する劇作家講習を受講したことがある。
その教室があったのが、シアタートラムがあるキャロットタワーだった。
そして講習の初日、前年度に劇作家協会の新人賞を受賞した作品をリーディングするから、受講生はみな聞きなさいという催しがあり、初めて入ったのがこのシアタートラムであった。
100人以下の小劇場はなんどか入った経験はあるが、200人クラスの劇場は東京では始めてで、どきどきしていた。そしてそこで読まれた戯曲は、非常に官能的な演目で、「ペ○ス」「ヴァ○ナ」「あ〜、あ〜」の応酬だった。
さすが東京の劇場だ。
私はうちのめされた。
今私は、最高に信頼できる出演者達、そして最強のスタッフ達とこの劇場に挑む。
とりあえず、あの時観たドラマリーディングの演目よりも多く「○○○」って言おう。
さらに、15年後はもっと過激に「○○○」って言ってよう。

 

   

 

   

 

   

 

   

 

   

 

   

 

   

 

   

 

   

 

   

 

   

 


 

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